マリオのお宝情報？ 2012年10月

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★菅野智之投手、2年越しの巨人入りへ！２０１２プロ野球ドラフト会議

2012 - 10/27 [Sat] - 04:41

★２年越しで、巨人、菅野智之投手が誕生

昨年のドラフト会議で抽選を外してから1年間の浪人生活を経て、
巨人、菅野智之投手が誕生した。

菅野投手を1位指名候補に挙げていた横浜DeNAや東北楽天、
またその他の球団も菅野投手を指名せず、巨人の単独指名で
すんなりと決まった。
　

昨年とは打って変わって菅野投手も巨人・原監督も満面の笑みだった。
そして菅野投手は
「短かったかなとも思いますし、長かったかなとも思える。
この１年の経験は無駄にできないという思いは強い。
今年たくさんの人に支えられたので、そういう人に恩返し
できるような道にしたい」
と話し、1年間のつらい浪人生活にピリオドを打った。

　
菅野投手は157kmのストレートとスライダーなどを
コントロール良く投げる事ができる。

1年間のブランクでどのようになっているのかは分からず、
まずはキャンプで状態を確認することになるだろう。

原監督は菅野投手に早速指名挨拶を行い、
背番号１９のユニフォームを手渡した。

菅野、巨人１位指名に「報われた」原監督から背番「１９」ユニホーム

★セリーグ優勝の巨人軍に今求められる“ミスター（長嶋茂雄）の輝き”

巨人に今求められる“ミスターの輝き”長嶋茂雄

３年ぶりに優勝した巨人。

ぶっちぎりなのに何か物足りない。

スター集団には失礼だが、どこか“華”がない。

　

かつて光り輝き“オーラを放つ人間”がいた。

“ミスター”こと長嶋茂雄（現巨人軍終身名誉監督）である。

オーラとは人体から発散される霊的なエネルギー。
転じてある人や物が発する、一種独特な霊的な雰囲気…。

長嶋は、まさにそんな存在だった。

　
１９５８年、東京六大学の立大から巨人に入った。
打って走って守る姿に日本中が驚嘆した。
５９年６月２５日の阪神戦（後楽園）、天覧試合でのサヨナラホーマー
で象徴される活躍に誰もが驚喜、歓喜、乱舞した。

当時“職業野球”とさげすまされていたプロ野球を、
国民的娯楽に成長させたのである。

　
長嶋入団の１年後に巨人に入り、その後“ＯＮ砲”として
チームを引っ張った王貞治（現ソフトバンクホークス球団会長）
にとっても、その存在は輝きだった。

「僕が入ったとき、長嶋さんはすでにスーパースター。
僕のように最初は鳴かず飛ばずで途中から徐々に出てきたの
とは違い、六大学からヒーローで、世間の注目を浴びて
プロに入っても期待通りの結果を出してきた。
徐々に出てきた人はスーパースターになれない。
パッと出てこなきゃスーパースターじゃあない」

　
世界の本塁打王として国民栄誉賞に輝き、誰もがスーパースター
と認識している王から見ても、その存在は“別格”だというのである。

　

スーパースターは非現実であり神秘的でなければならない。

長嶋の描く“ヒーロー像”である。

　
「アヒルの水かきと一緒です。表面ではスイスイと華麗に泳いで
いるけど、水面下では必死に足を動かす。努力は見せちゃいけない」
と話したことがある。

試合前の打撃練習も１０分枠があるのに１、２分で「もうＯＫ」と止める。
それでいて試合では巧打を連発する。
「長嶋は天才だ！」の声にニンマリしながらも、
陰では何時間もバットを振り続ける長嶋がいた。

　

ヒーローは打てないときもある。
「この試合でしか長嶋を見られないファンもいる。手は抜けない」
と豪快な空振りをしてヘルメットを飛ばす。

三塁守備では猛ダッシュし、
「オレが取る」と叫んで本来なら投ゴロや二塁ゴロの球をさばいて
喝采を得る。ファンが自分に何を求めているかを瞬時に感じて演じる。
見る人（ファン）の心をつかむはずである。

　
スーツ姿のときでも一分の隙もない。
内面から醸し出す雰囲気とヘーゼルグリーン（茶系、こはく色に淡い緑）
の瞳は「吸い込まれそうになる」とは亜希子夫人の証言である。

長嶋茂雄を“演じ”きった。カリスマとして輝くはずである。

　
そんなミスターの魅力がいっぱい詰まった
「長嶋茂雄ドリーム・トレジャーズ・ブック」（産経新聞出版１２月１３日発売）
が世に出る。楽しみである。（特別記者）

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